I Still Haven't Found What I'm Looking For

The Best of 1980-1990

The Best of 1980-1990

何故か聴きたくなって借りてきました。
私がU2を知ったのは「WAR(闘)」が出た後、「焔(The Unforgettable Fire)」が出る前だったと思います。
何か、それまでのロックと違うモノを感じたんですよね。
突き刺さるようなギターの音……と思っていたけど、今聴くとそんなに激しい音ではないですね。凍てつく冷たさを感じる音とでも言うべきか。The Edgeのギターの音がまず衝撃的でした。
そして当時は歌詞カードを一生懸命見ながら聴いた記憶がありますが……政治的な歌詞。正直言って詳しいコトまで理解出来ていなかったと思うし、今も出来ていないのだろうけれど、遠くの世界で「闘っている」人々がいるコトに気付かせてくれた。
 
その後、「The Joshua Tree」でちょっとヌルい音だなと生意気なコトを思ったり、「魂の叫び(RATTLE AND HUM)」でのアメリカン・ロック的な音がイヤになったりして、ちょっと離れてしまいましたが、十代の頃に受けた衝撃は今も忘れられないし、間隔が開きつつも未だに第一線で活躍している姿を見ると素晴らしいバンドだな、と思います。