DAT発掘

若い方はご存じないでしょうか…… 
昔、DATというメディアがありました。十数年前、私はDENONのDTR-80Pと云うポータブルDATレコーダーを愛用しておりました。
当時、小劇場演劇の裏方の手伝いをしたりしていたので、その音響に使ったり出来るように持ち運びの簡単なポータブルの録再機を買ったように記憶しています。また、無圧縮で録音出来るデジタル録音機器として、ライバル?DCCがアナログコンパクトカセットと同じサイズなのに互換性に難があり、魅力的な商品も無かったので、DATを選択したように思います。
段々と演劇に関わるコトも無くなり、CDを録音したりして普通にオーディオに使っていたのですが、2000年の引っ越しの時にダンボール箱に入れたまま、ずっとそのままだったのです。
 
最近そのダンボール箱がやっと開かれw、久々にDATを動かしてみました。
7年間も放っておいたのに、ちゃんと動くコトにビックリ。ググってみたところ、このレコーダーはCASIOのOEMだったらしいですが、非常にしっかり作られていたのだなぁと思いました。
また、録音したテープは保存状態が悪くカビてしまっているモノもあったのですが、そういうモノ以外は当時と変わらぬ非常にキレイな音を聞かせてくれました。まぁデジタルだから当たり前ですねw。
 

画像は、左下が本体,左上はバッテリーパック(単三電池を6本使用します),右上はオプションで買った充電式ニッカドバッテリーパック,その下はDATのメディア,右下はサイズ比較用に置いたカセットテープです。
 
今や、わざわざメディアを買って使うのも面倒ですし、今まで録音したモノを聴く以外には使用しないと思いますが、動く限り使っていきたいなぁと思います^^。