音が良い

世界初のCDアルバムは大滝詠一の『A LONG VACATION』ですが、その発売から25年…… 
私がCDを普通に買うようになってから20年(初めて買ったCDはSwing Out Sisterの『It's Better to Travel』だったように思います)、
今更ですが、CDの音の良し悪しと云うのが急に気になりましたw。
『噂』の音の良さにビックリしたからですかね。
 
昔から、「音が悪いな〜、昔の録音だから仕方ないのかなぁ〜」と思って聴いていたアルバムはありましたw。それはThe Rolling Stonesの『AFTERMATH』。「Out Of Time」のイントロのマリンバの部分で「サー」と雑音が聴こえます。今ではリマスター盤が出ているようですね。

Aftermath

Aftermath

お金に余裕があったら買い直したい所です……まぁお金に余裕があったためしは無いんですがw。
 
最近聴き直してみて、音の良さにビックリしたのがこちら。
A.O.R

A.O.R

私が持っているのは15年前に発売されたオリジナル盤ですが、非常に音が良い。明瞭な音でありながらとても耳障りの良い音であるように感じます。その1年ちょっと前に発売された『最後の晩餐』はデジタル・ロックな鋭さが耳に突き刺さる感じで、あまり音が良いとは感じないのですが。
この頃はアルバムをCDで発売するのが普通になっていた頃で、『最後の晩餐』とこの『A.O.R.』を立て続けに作って、ムーンライダーズのメンバーたちがCDでの音作りに慣れたのかも知れませんね。
ちなみに、『最後の晩餐』の前のアルバム『DON'T TRUST OVER THIRTY』の頃は、まだまだLPも健在だったと思います。丁度、バンドが休止している間にLPからCDへのメディアの大転換が起こっていたのですね。
(とか、当時は思いもしなかったのですが、今考えてみるとそうかも知れませんw)